頭痛がひどく、日常生活に支障が出るようになったのは20歳を超えてからでした。
市販の薬を飲んでいたのですが、ひどくなる一方で、そして効かなくなっていきました。(後に、薬の飲み過ぎだとかかりつけ医の先生に言われます)
当時は緊張性頭痛も片頭痛もよくわかっていませんでした。
そして、かかりつけ医の先生から頭痛外来のある病院へ紹介状を書いていただいて治療を開始。
現在は、頭痛は月に1~2回。全くない月もあるほど。予防薬はお守りのように持っているだけで、最近はあまり飲んでいません。
単純に環境が変わったのが大きな要因だと思いますが、頭痛予防にかなり気合いを入れて今は生きています。
もし頭痛に悩んでこのページたどり着かれた方が、万が一、いらっしゃった場合はまずはお近くの頭痛外来のある病院を受診されることをおすすめします。
頭痛を知ることは己を知ること
私の治療はまず、自身の頭痛周期を知ることから始まりました。(MRI検査もしましたが、異常はありませんでした)
頭痛手帳なるものに、頭痛があった日に、どのような痛みだったか(数字で表すとどの程度か)、飲んだ薬、日常生活にどのくらい影響があったか、飲んだ後痛みはどうだったか、を書き込みます。
月経や生活でストレスを感じた日なども書き、細かければ細かいほど手がかりになります。
そして診察の際、それを見ながら先生と薬を飲むタイミング、薬の種類、量などを調整していきます。
治療がある程度進んだら、後は自分で考えて調整してねと言われました。
そうなんです。頭痛の本当の痛みは、自分にしかわからない。先生にもわかりません。
頭痛をコントロールしながら付き合っていく上で己を理解すること、己の体を気遣うことが重要だと思っています。
スケジュールを見ながら、この辺特に忙しくて心配だから予防薬を飲んでおこうかな、などの調整ができたりします。
予防のために、今していること
私の頭痛は、緊張性頭痛と片頭痛に分けられます。
あくまでも私の場合ですが、緊張性頭痛は、肩や腕、首、頭のコリなど、筋肉のかたさが原因。片頭痛は、音や光などの外部からの刺激で起きます。人によって原因は様々です。
そして、今までの経験から私は理解したのです。
普段から気をつけることで、頭痛は予防できる・・・・・・と!!
~緊張性頭痛 編~
先ほど書いた私にとっての原因。肩や腕、首、頭のコリなど、筋肉のかたさ・・・・・・
これはただただ、ストレッチや筋トレなどの日頃の運動によって結構改善されました。
運動は正義
そうなんですよね、結局は健康的な生活というのは、バランスのとれた食事・適度な運動・じゅうぶんな睡眠、そこにかえってきてしまうんですよね。規則正しい生活。そんなん知ってるわ、という。シンプルでいて結構むずかしい。でも、健康への近道。
取り入れやすいストレッチや筋トレはYouTubeにたくさんあるので、自分に合うなと思うものをやっています。
おすすめの動画は後日紹介できたらと思います。
~片頭痛 編~
気をつけるのは月経の前後。ホルモンバランスが崩れているとき。それから天気。
緊張性頭痛も起きやすいんですけれども。
片頭痛の場合は、いつ起きるか読みにくいのですが、外部からの刺激で誘発するというか・・・少し気をつけることで回避しようと試みています。まだ研究中。
何度も繰り返しますが私の場合
まず「音が大きく、うるさく聞こえる」「なんだかまぶしい」
このどちらかを感じたら、偏頭痛が起きそうな「気配」です。
つまり、タイミングがわかれば対処できる!!!
目への刺激を消す
曇りの日は、特に気をつけています。季節、天気にあまり関係なく常に日傘を差して歩いています。帽子でもいいんですけど、ちょっと苦手なので。
日傘の裏地は黒いので、とても目にやさしいです。
他の人がどう思おうと頭痛が起きなければそれでいい。そんなマインド。
それから私、カーテンはあまり開けずに薄暗い部屋で過ごしています。もちろん体調に問題ないときは開けるよ!
耳を塞ぐ
音がうるさいならば、塞げばいいじゃない。去年、突然そう思って遮音イヤーマフ買いました。
今やめちゃめちゃ活用してます。早く買えばよかった。
外では危ないかなと思うので、室内で使っています。
本当にうるさいと感じ始めたら、隣の部屋の人のテレビの音、近所から聞こえるせきばらい、くしゃみ。音という音が「わんわん」と反響してうるさく聞こえるので、かなりそれが軽減されました。
全く聞こえなくなるわけではなく、会話はまあまあできる程度です。高い音は聞こえてしまうかなという感じ。逆に低い音は遮られている気がします。
しょうがないから元気に生きてこ!
己を理解すること、己の体を気遣うことが重要。これは時間や心に余裕がある人間が言うことだと思います。
本当に辛いときは、誰に何を言われようとも全く響かないものです。しかし気をつけて回避できるものなら回避した方が体が楽になります。
頭痛で死にそうになっていた、あの頃の私へ向けてこのブログを書きました。
健康になろ!!